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2008年5月11日 (日)

ルドルフ~ザ・ラスト・キス~4

2008年5月11日(日) マチネ 貸切公演

【原作】フレデリック・モートン著「A Nervous Splendor」
【脚本・歌詞】ジャック・マーフィ
【原案】フランク・ワイルドホーン&スティーブ・キューデン
【演出】宮本亜門
【出演】井上芳雄、笹本玲奈、知念里奈、香寿たつき、壌 晴彦、浦井健治、
     畠中 洋、岸 祐二、新納慎也、三谷 六九、岡 幸二郎
【指揮】塩田明弘
【舞台監督】廣田進
【演出助手】寺﨑秀臣

公式サイトはこちら

annoy以下感想はネタバレあり

Photo




JCBさんありがとうございました!


というワケで頂きました!
玲奈ちゃんと芳雄くんのサイン色紙。
凄いです、シュールです!
ワタクシ、どちらがどちらのサインか分かってません(爆)

で、今日、4回目にして初めて気づいた件(遅)

他の方の観劇記に書かれていた“首吊り人形”ってナニ?
何処かにセットあったの見逃した?と思っていたけれど
『命令次第』クライマックス、ターフェとルドルフがセリ上がるその下に
首にロープを巻かれた人形が吊り下がり
骸骨の頭部が無数に積まれているのですね~。
コレを見逃していたなんて、ある意味凄すぎです>自分
ええ、頭蓋骨はルドルフのデスクの上の1個、
メメント・モリなのかな~なんて思ってましたが。

これまで、この場面、ターフェVSルドルフ双眼鏡フォーカスで
観ていたので、まったく気づいていませんでした。
今日はなるべく、ターフェ登場場面でも
双眼鏡使わないようにしていたため発覚(笑)

このシーンは、ホント、ケレン味満載に出来てる。
ターフェの一種怪物的な側面も見え隠れするような。
いや、本来は立場と国勢をよく理解した有能で野心的な
一人の人間、政治家であるだけなのかもしれないけれど、
ルドルフにとってのターフェは、怪物的に彼を
そして宮廷・国を支配しているイメージなのかもしれない。
(ちなみに、『命令次第』プログラムで曲名確認するまで
私の中では『私が決める』という曲でした♪
この初見の自主刷り込みの結果、休憩から戻る都度
今でもうっかり心の中で、「次は『私が決める』だわ!」
と思ってしまうのでした。←どうでもいい話1)

中欧・東欧は歴史的に人種の混血が激しいので、
ナニ人だからどう(いう容貌)とは言い難いのだけど、
ターフェのある種異邦人的な(かつ、命令次第では異形のような)
拵え、独特な雰囲気があって良いです。
チラシの写真や、制作発表の記者会見の動画ではピンとこなかったけど
アイラインやシャドウの入れ方はもとより、ハイライトのお陰で
より目力(←この言い方まだオッケー?)が効いてます!
強い視線が語る(あるいは威嚇する)場面も多いので。

そして、一番、ニュアンスを感じるのは2幕
ラリッシュへ投げかける視線。何か含みを感じる。
この二人は過去何かの共犯関係にあったの?みたいな。
そして、何故か微妙にエロスも感じてしまう。考えすぎ?

私が、幸二郎さん中心に観劇しているからかもしれないけど
どうしても、人物の相関という点では、
ターフェVSルドルフ
ターフェVSマリー
ターフェが常に一歩皇帝から下がっているように見えて
実は背後にそそりたっているイメージ
ハプスブルグファミリーから独立運動家たちまで彼の手の内にある。

それぞれの場面、場面はよく作ってあるのに
イマイチ、起伏に欠けるな~と感じる中で、
勿体無い、と思うのが、ルドルフが運動家たちに渡した、
RHのイニシャルが刻まれた箱を、諜報員がターフェに持ち帰り
(この展開は、おお~そうきたか!と面白かった。)
フランツに企てが露見するあたり。
ここが、もしかしたら、ルドルフの物語としては
最大の山場になるところでは?と、個人的には思うのだけど
わりとあっさり。ガクっときて終わり、みたいな。
そして、ここで放つ、ターフェのひとことが
ルドルフの選ぶ道を決めたのでは?とも思ってしまう。
「紳士ならご自分がどうすべきかお分かりでしょう」との台詞。
(↑多少語尾違うかも)
表面的には、今回はお父上の仰せの通り、プロイセンブルーの
軍服を着用し出席するように、にも聴こえるし
これだけの反逆の罪を犯したのだから、
生き恥を晒すことはないでしょうね?の意味にも。

ところで、あの赤い箱、中にはルドルフの「コイン」が入っていると
言っているように聴こえたけど、(ハンガリー皇帝としての
ルドルフの肖像が彫刻されたメダルのようなもの?)
何かもっと強い王権を表すようなモノ、
そういうものが実際あるのかどうか不明だが
「皇印」(←これだと中国の皇帝か・・・)とも聴こえたりした。
「コイン」が正解?で良いのかな。

いずれにしても、このどんでん返しは、私的には面白く
あ~やっぱり脇の甘いルドルフより、
ターフェに国政任せておいた方が、国は安泰かも~と思った次第。
(おお、ターフェようやった!とさえ思ってしまった私。
私も黒いのでしょうか?(^_^;))

時代違いますが、冷戦(イデオロギーの対立)の終結以後、
(大雑把な捉え方ですが↑↑)
民族の自主や自決の名の下に繰り返される殺戮を思うと
急進的に体制を変えたいとするルドルフより、
旧態依然だとしてもフランツの思想の方に共感してしまう。

個々の登場人物、シーンへの感想はまた改めて。

その他ターフェのツボ
◆最初の場面(ブルグ劇場完成披露)で、彼のポジション
ルドルフとの関係等がすべて目の運び方で分かる
◆プチジャベール仕様
ロングジャケット(コート)で高いとこ登る
ルドルフの部屋cf.レミのバリケード
「泳がせておけ」
ステッキ使いが警棒を彷彿
◆『命令次第』
最後の「すべて おもいのまま~」の声の張りと伸び

あ、あと言いっぱなしもいかんと思われるので演出
というか舞台機構について、感想追記。
セリは、大セリ小セリをちゃんちきに使うとか、
盆廻ししながらセリ上がりとか、多様な使い方を観ているので
ルドルフでの使い方は、わりとスタンダード、と思ってます。
(でも、どう使うかは芝居の内容によるので
必ずしも、コンビネーション的な使い方の方が優れている、
ということでもありません。)

隙があると感じる部分は、
舞台いっぱいに飾っているセットが刷けたあと
それらよりは小ぢんまりとした道具となるとき
袖幕からセットの間が結構空いていて、それまで
いっぱいいっぱいに飾られていた分、反動で?
スカスカしてると感じてしまう。
あと、奥行きを使っているので、舞台中央に
セットを置いて後ろを隠し前だけを見せていないとき
(分かり難い書き方だな・・・)
すなわち、奥丸見え状態で舞台の一部しか使っていないときに
空いてるな~と。

でも、基本的に個々の場面はよく作られてると思ってます。

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コメント

こんばんは!私は本日マチネが二回目でした。手持ちチケットの中で最良席のF列センター上手寄りだったので、ターフェ首相が何度も真正面にheart01なもんでまた話に入り込めないままでした(笑)でもやはり2階席よりはセットのsign02感は解消された気がします。ワルツは2階席の方が美しく見えましたが!貸し切りの舞台挨拶ってもっと皆さん語ってくれるのかと楽しみにしていたら、けっこうあっさりしているんですね。やっぱり来週のイベント日にも行きたくなってしまいました!
あ、コインの話し私は本意かと思っていました。

投稿 苔樹 | 2008年5月11日 (日) 23時25分

>苔樹さん、こんばんは

マチネご覧になっていたのですね。
私はトークイベントの日まで、1階席はお預けです。
でも、そんなに前じゃない。
上手前列出ないかな~?と、たまにチケット譲渡板とか
眺めているのですが。ターフェ様ご対面席羨ましいです。
睨まれてみたい(笑)
ご挨拶、わりとあっさりでしたね。でも、ああ見えて(って?)
喋りの面白いヨッシー。あと5分喋っていて欲しかった(笑)

投稿 yaya | 2008年5月11日 (日) 23時43分

yayaさん、サインゲットおめでとうございます♪
左の方がヨッシーのサインのように思うけど・・
(玲奈ちゃんのサインを知らないので)
でも、2人のサイン似てる(驚き)


投稿 ななこ | 2008年5月12日 (月) 15時26分

>ななこさん

ありがとうございます。
二人のサイン、解読不可能加減が似とります~。

投稿 yaya | 2008年5月12日 (月) 23時17分

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