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2007年8月31日 (金)

「ミュージカルの魅力」九州日仏学館

2007年8月31日(金) 九州日仏学館 5階多目的ホール
19:00~(18:30開場、20:00終了予定)

講演者: 「レ・ミゼラブル」指揮 塩田明弘氏
ゲスト: 岡幸二郎氏

■「ミス・サイゴン」「エリザベート」他、多数の東宝ミュージカルをはじめ、
K-1グランプリの音楽監督・指揮など、幅広く活躍している塩田氏に、
ミュージカル、そして「レ・ミゼラブル」の魅力を語っていただきます。
また、「レ・ミゼラブル」にはジャベール役、
20周年記念スペシャルキャスト・アンジョルラス役でも出演の
岡幸二郎さんにもゲストとしてご参加いただきます。

日仏学館イベント案内

というワケで、どうせ遠征するなら
舞台がある時がいいんじゃないの?>自分
(しかも、たった1時間のイベントよ?と思ったが、これはトーク後
ワインを日仏学館から振舞っていただき、塩田さん、幸二郎さんも
残ってくださったので、プラスαな時間があり嬉しかった!!)
という葛藤を抱えつつ、でも、なかなか、こういうこじんまりした
イベントもないし、絶妙トーク聞きたいしと
無駄に朝早い飛行機で飛びました。←良い時間帯が取れず…
(そして、時間に余裕あるため無駄に買い物したさ~。
ありがとう天神地下街)

そして、ありがとう!!しおしお&幸二郎さん。
もう、君たち可笑しすぎ。目尻のアイライン流れました。

会場は、九州日仏学館というフランス政府公式文化機関。
こちらも早く着いたので、3階の図書室を紹介して頂き
シラノでも読もうかな~(当然翻訳)と思っていたけれど
子供のクラスの最中で、いかにも授業!って感じではなく、
ビデオ見たり、お絵書きしながら歌を聴き、リピートしたり楽しそう~。
自分の周囲に、英語を習わせている親はいても
フランス語ってないので、低学年くらいの子が綺麗な発音で
歌っているのを聴くのは、なかなか、ステキな時間でした。

さて、本題。
まずは、塩田さんが紹介され、一人で入場。
早く岡さん!とお思いでしょうが、まずは、お話しさせて頂きます~と
自己紹介とミュージカルの歴史の概要。

ミュージカルの本指揮者になるまでは、副指揮者として
映画で言うなら助監督、テレビで言うならADのような下積みの苦労があり
本指揮者と役者の間に挟まれたり、
(参考例:「あの役者は指揮を良く見てない、言っておけ」
「あの指揮者は、私の歌いたいように歌わせてくれない。」など・笑)
大道具、小道具、照明などあらゆるセクションの手伝い、雑務を
請け負ったそう。指揮者が何故大道具まで?とお話聞きながら
思ったけれど、「それちょっと運んでおいて」と言われ、
道具を持ってウロウロしていると「邪魔だ、どけ!!」と
邪険にされたりとか、かなり大変だったみたいです。
楽譜を5000枚コピーしたこともあるとか。
20年前のコピー機ですからね。今より性能も劣るだろうし。
今は、そういう苦労があると続かないので
このような経験を経て指揮者になったのは、
塩田さんだけではないか?とのこと。
でも、おかげで舞台のあらゆることに精通できる様になり
「ただ指揮しているだけ、踊っているだけじゃないんですよ!」と
仰ってました。塩田さんトークもイケるとの自負があるようで
これから、みのタクターになるらしいです(笑)

役者さんによって歌い方が違うし、同じ役者さんでも
その日の体調や芝居の流れによって変わってくるし
そういうのも見ながら指揮をされているそうですが、
でも、そんなに大幅に上演時間に障ることはない、
違ってもせいぜい30秒くらいだそう。
ちなみに、幸二郎さんは振りやすいみたいで、
褒められてました。幸二郎さんも、塩田さんの指揮歌いやすい、
と言ってらしたけど。役者さんによっては、
どういうテンポにしたいのか、どこでブレスしたいのか、不明(笑)
な方もいる(レミってことでもなく)とのこと。

ミュージカルについては、オペラのお話から始まり、
ワグナーの時代になってえらく上演時間が長くなったところから
やっぱり観客も疲労するし興味も持続しないので
もう少し軽いタッチのオペレッタが生まれ、そこから派生してミュージカルへ
と変遷していったそうです。(う~んメモ取っていたワケではないので
ニュアンスの違いがある場合はご容赦。)
日本で初上演のミュージカルは「マイ・フェア・レディ」その主演は江利チエミ
(↑海外上演に先立ってという意味)
その相手役は誰々(固有名詞失念)まで、ついていける
真正?ミュージカルファンの方がいらっしゃったのにはビックリ!!
(というか後に判明しますが、幸二郎さんの過去の古~い作品や
―レディ・ビー・グッドだったかな?
本人も驚いて、え?あれ、観てるんですか?と―
20年前からレミ観てる方もいらっしゃいました。)

やっぱり、しおしおの話もためになるし、
自主ツッコミが面白い~(←褒めてます)ソロトークもOKですよん。

そして、ゲスト(?)岡幸二郎氏登場。
ジャケットのインパクトにボトム忘れた。ジーンズだった?
茶のジャケットに牡丹?蓮の花?(ぜんぜん違うやん!)
刺繍のでっかい、丸っこい花が前面両サイドに。
後ろはフライングドラゴン。
趣味がステキすぎて、よく、分かりません。
あの、甘い顔立ちだから、拘りの「おしゃれ」に括られるけど
カズさんや私の(出身)居住区あたりで着用していたら間違いなく
やんちゃしてるお兄さんです。
いつも、昇り竜とか鯉の滝上りとか金魚とか
和柄やチャイナっぽい柄や刺繍もの、どこで購入してるのかしら?
と思っていたけれど、天神で、そんな系列なお店発見。

なんだか、ものすごいすっぴん顔で、
へ~幸二郎さんって、こういう顔なんだ~とマジマジ見てしまいました。
(いえ、「素顔」格好良いですけど。)
だって、いつも、最低100名以上とかで遠目だし、
ショーのときは塗ってるだろうし(笑)、ヤマノトークの時は
日焼けしてて髭あって、ちょっと顔変わっていた(?)し。
凹凸のはっきりした綺麗な顔立ちだけど、
年相応に、笑ったときの目尻の皺や、
表情の動かし方によって出来るデコの皺、目視。
(美貌の舞台メイク顔も良いけれど、
ほぉ~ふだんは、こういう表情を見せながら
突っ込んだり、ボケたり(?)
お友達とカフェとかで、盛り上がってるのかな~と
柔らかい笑顔や、すまし顔で落とすトークを聴きつつ妄想・笑)

育三郎くんに、僕、博多で岡さんと組むんですよね~
と言われたときは、どうしようかと思ったらしい(笑)
(彼は21歳、幸二郎さんSPでは四十路突入…)
「よし、それまでに、あらゆる手立てでなんとかするっ!!
でも、当日メイク濃かったら御免ね~」と返したと(笑)
どうしようかな~とも思いつつも
禅ちゃんが、優一アンジョと組むのを聞いてかなり励まされた模様。
↑私もすかさず、コレに想いを馳せ、
いや、禅ちゃんマリウスの方が厳しい局面に直面してるから~(笑)
と思いましたです。

~続きは、明日帰京後~

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
帰京後。朝は博多に居たのに、夜には青山円形で
2回目のシラノ観劇。結構疲れました・・・(自業自得)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

幸二郎さん、別の取材も受けていたようで、
塩田さんが、最初に、そろそろと幸二郎さんを招き入れようと
したときには、スタッフから延ばして~の指示が出てました。
ん~喋る時間が短くなる?との懸念と、
ギリギリまで他の仕事も入っているなんて大変ねーという
気持ちが綯い交ぜ。
再度、では拍手でお迎えしましょう、な状況になった時も
なかなか入って来なかったけど、ぱっと登場した瞬間
まずは、リアルな格好良さで、聴講者を惹きつけ
同じくらいの勢いで(?)ジャケットに惹きつけられた。
ま~花はともかく、ドラゴンしょってる背中、
いつもながら、インパクトありすぎ。
ん~だって、スカジャンとかTシャツとかじゃなくて
「ジャケット」ですもん。ベースは茶系のシックな秋テイストなのに。
黒のインナー、シルバーのペンダント。
塩田さんのご紹介は、姿よし、歌っても良し、喋っても良し
(司会も出来る、だったかな?)
中国語も堪能で、一度聞いてみたいですが~
などなどの前フリ後、「マルチタレントの岡幸二郎さん」でした。

え~いつも通り、お話の順番はランダムですが、
印象に残ったところを。

■レミゼのオーディション段階では、ボクがマリウスで
 カズがアンジョルラスだった(ってつい数日前に似たような
 話を聞いた様な・笑)けど、ジョン・ケアードが逆のアサインを
 したことにより、今に至っている。

■喉の菅理が大切と、病院に行って診てもらったが、医師に、
 なにひとつ問題のない強い声帯で、自分がすることは何もありません!
 「帰ってください」←(笑)創ってないですね!?
 と担当医に言われた。
 ※これ聞いて安心しました~。my楽が8月22日になってしまった
  けれど、正直、この日は、声が下がる感じでスターズも出てない
  とこあったし(ーー;)・・・
 今まで、開演前にウォーミングアップ的なことはしていなかったけれど
 (泳いで来たりしていたので、体はほぐれている)
 今期は、3時間前には楽屋入りして、ウォーミングアップしていた。

■塩田さんに歌が素晴らしいと褒められつつも、結構作詞してるよね?
 と突っ込まれ、いえいえ、もっと素晴らしい『作詞大王』←なの?
 がいますから~と。某(現役)バルジャン示唆。
 固有名詞は出しておりません~~(笑)
 でも、決して嘘は歌わないと、言いたい放題でもネタになっていた
 √私は母じゃない(←確かにバルジャンは母ではない(*_*;) 
 のエピソードを披露~

■これまでの舞台人生の中で、2度ほど本番中に寝てしまったことがあり
 その、どちらも、作詞大王の方の歌で寝た。α波が出ているに違いない。
 1回目は某劇団時代のジーザスクライストスーパースターで
 大王(笑)の方がゲッセマネを歌っているとき。夢まで見た!
 おでん、の・・・(何故におでん?)でも、役者って不思議なもので、自分の
 パートになると、ふっと目が覚め何事もなかったかのように(?)歌えた。

 2回目はレミゼ。アンジョルラスでバリケードにいるとき。
 それでも、♪じゃ~んと、自分のパートの音が出た途端
 √市民は来ない~って歌い出した。
 「市民は来ないって、お前寝てて見てないだろっ!!」とすかさずの
 自主ツッコミが面白すぎた。文字にすると伝わらないけど、
 会話のテンポと「間」が良くて、みんな大爆笑になってしまいます。
 (このネタに限らず)
  しかし、あの場面は立ってますよね?
 その時も演出同じなら、立ったまま寝たのか?
 器用だな~(笑)←褒めるとこじゃないから。
 
■芝居や歌で迷ったときには、原詞(や譜面)に戻る。
 今期すでに、何度か、同様の発言をされていますね。
 いずみんもレミのアフタートークで幸二郎さんからアドバイスあったと
 言っていたけれど、英語の歌詞の方が情報量が多いので、
 それをよく読み、理解し咀嚼し表現していく(←意訳です…)
 日本語にすると情報量が少なくなってしまうので
 (音符とシラブル(音節)の問題で@塩田さん談)
 その少ない情報(歌詞)をどう表現するかが、難しい。

 シェーンベルグの曲は特に、「歌」だけだと成立しにくい曲が多く
 コンサートで歌うのが難しいそう。(芝居なしで)
 逆に、アンドリュー・ロイド・ウェバーの曲は、歌いやすい。
 納得!!私の勝手な主観といえば、主観だけど、
 過去、何度か、舞台以外の場所でスターズを聴いたときの自分の感想、
 このブログにも「今日はジャベールになっているスターズだった」とか
 舞台でジャベールとして歌っているときとは違う感じとか書いたけれど
 歌っている本人の想いを聞いて腑に落ちました。

■十二夜で真央さんと双子の兄妹(姉弟?)を演じたときは、真央さんの
 顔に似せようと思い、メイクを研究。真央さんからの直接のアドバイスは
 なかったので、毎日舞台で真央さんの顔を見て、あ、瞼の上には
 こういう色を乗せてる!!とか、研究した。

■ミス・サイゴン、やってみたいのはトゥイ。
 あの仏壇から、ふっと出てくるヒトです。でも、自分の場合
 隠れきれず、最初から頭が見えてしまいそう~。
 演ってみたいけど、
 背が高いのでベトナム人の役は無理、との事。
 
聴講者からも事前に、塩田さんと幸二郎さんに対する
質問を受け付けていたものが、いくつか読み上げられました。
とても、印象に残っているのが、塩田さんへ「指揮者にならなければ
何になりたかったか」?というもので、なんと「薬剤師」との回答。
お母様が体が弱く、なんとか助けてあげたいと思い、
医師はちょっと無理かな~と、薬剤師を目指していたそうです。
小さい頃から、実験が好きで、よく酸素とか二酸化炭素(笑)を
作っていたとか。なので、今でも薬の効能とか深いところまで
よく分かるらしい。
幸二郎さんへの質問はなんだったかな・・・^_^;?

塩田さんから幸二郎さんへの質問として、
自殺の時、怖くないか?とあり、
(まあ、本当に自分が落下するワケではないので、
そういう怖さはないけれど)上方へ捌ける橋にコートが
引っかかっているので(わざと。橋が上がるにつれコートの
裾が綺麗に持ち上がるように)離れすぎると綺麗に出ないし
でも、近すぎても、コートごと自分も持っていかれるような
錯覚?があるので、そのあたりの兼ね合いは難しいようです。

自殺のアプローチも、バルジャンごとに変わる。

組合せによって舞台も変わってくるし、やっていて全然飽きないし
面白い。リピーターが多いのもそういうところにあって、
60回観た、70回観たという話がフツーに出てくる、と。
ホント、恐ろしいくらい魅力的な舞台です。
自分も、05年3月に初めて観て、その年は帝劇で3回。
梅芸1遠征2回観劇。
06年に梅芸、中日、日生と14回。
07年は帝劇で・・・××回、今期博多で50観劇超えます。
これ、二年に一回上演として、二十年観続ければ、500回超える
っていうの、メチャクチャ納得できます。
別に回数観たからエライというワケでもないですが(←自分が)
今期の帝劇で、ふっとロビーですれ違った方の会話が聞こえ、
「今日で何回目?」「三十○回」!!の回答。
これは7月中旬の出来事(驚)
純粋に凄いな~!とは思った。
「気力・体力・財力」の充実ぶりに!!
でも、きっと、そういう方は沢山いるのでしょうね。

様々な事情で観劇出来ないこともあるけれど
今日、今、この瞬間、自分の好きな舞台がかかっている
自分の好きな役者さんが舞台に立っている!!と
想いを馳せるだけで、何か、ワクワクしたり励みになったり。

長い時間の講座ではなかったけれど
内容の濃いトークで、参加出来て良かったです!!
しかも、この講義自体は無料~!!
しかもリトコゼのマウスパッドのお土産付き~!!
Remi




(しかも、ワイン付き~)
あと、抽選で3名の方に、岡幸二郎サイン入りレミポスタープレゼント!
博多座、素敵過ぎます~。でも、素敵なイベントあっても
そうそうは行けません~(涙)
岡ジャベ登板日を中心に、チケットの直売(笑)もありました。
10月3日のイベントの日も、なかなか良席ありましたよ。
行ける方は是非!

チケットで、想い出した!10月20、21日のSPは完売。
どこをどう探しても入手不可で、
「役者が押さえてしまってるから、ないんだろう~!
と思ってる方もいるかもしれませんが、出演者も取れないんです!
博多座職員も取れないんです!」と幸二郎さん、力説。

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コメント

江利チエミの相手役→高島忠夫 です。

うちの母、初演も再演も観てま~す。

投稿 スズマ | 2007年8月31日 (金) 22時51分

スズマちゃん、ども!!
そうそう、「高島兄のお父さん」と言ってました!

投稿 yaya | 2007年9月 1日 (土) 13時02分

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