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2007年7月27日 (金)

2007レ・ミゼラブル 7月26日 ソワレ 1

2007年7月26日(木) 帝国劇場 ソワレ 2階B席

バルジャン:橋本さとし
ジャベール:岡幸二郎
エポニーヌ:坂本真綾
ファンティーヌ:今井麻緒子
コゼット:辛島小恵
マリウス:山崎郁三郎
テナルディエ:徳井優
テナルディエの妻:森久美子
アンジョルラス:原田優一

今期最大のインターバル。中七日で久々のレ・ミ!!

◆さとしバルジャン

更に歌と芝居が丁寧になっていて、同行してない同行者(笑)
某さとしバルファンに、褒め褒め(代償行為?!)

とくに独白の前半。
ここはパーカッションの助けで、
ちゃんとフレーズに乗れるようになっているので
音をしっかり聴いていれば、大丈夫。
丁寧に歌ってました。工場もすんなり。

ファンティーヌの逮捕のところも、
スローモーションでも見てるかってくらい
ゆったりとした間で芝居していて
他の場面でも、その時々の相手と、
きちんと対峙してましたね。

ワン・デイ・モアでやや息切れしてきた観もあったけど、
休憩挟んで、二幕からの芝居も良かったし、
彼帰、エピローグも丁寧でした。

~囚人
やっぱり、さとしバル、人一倍手が動いてます。
ジャベールの元へ、地べたをいざるように、にじり寄っていくのは
デフォになったのかな?山バルとは反対に、
ジャベールと目を合わせ応酬しようとするけど
ここは、ジャベールの方が、まだまだ余裕綽々。
~仮釈放
他バルと比べると線が細く見えてしまう分
弱い一人の男が、持ちなれない「自由」を手にして
戸惑いながら歩いていく様子が哀れさを誘う。
~司教
久々の港司教!!さとしバルも、この司教にかかると、
なかなかまっすぐ視線を交わすことが出来ません。
滋味溢れる歌声で、愛と厳しさを教えてくれます。
~馬車の暴走
バルジャンが、馬車を一度持ち上げ、そして、もう一度
持ち上げたときに、轢かれた男を助け出しますが、
更にそのあと、馬車が後ろに倒れそうになる感じになり
思わず、バルジャンと、バルジャンより上手にいる人とで
再度振り返っていた?
~裁き
ジャベールの正面を通過するのは、もしかして、さとしバル限定?
前回、前々回とよくよく見たら、ジャベールの後ろを回り込む、
が、標準ルートかと…
べっしーの時だったかな。この「後ろに回りこむ」が、なにか
新鮮に思えて(その回り込まれるに合わせ、ジャベールの顔が
動き、表情の変化―照明のあたり具合の変化も含め―が
とても印象的だったから。
後ろから回りこんで下手に捌けるほうが、バーも邪魔にならず
自然ですが、さとしバルは、なにか思うところあっての
正面から捌け、なのでしょうか?
~取引
ここで出されたカップを口元まで持っていき
臭いな~飲めん!といった演技をするのは、さとしバルのみ?

~ジャベールの介入
登板当初は、思いっきりジャベールと顔見交わしてしまっていた
さとしバル。私は今日、ジャベールの出に双眼鏡フォーカス
してしまったので、気づかなかったけれど、
さとしバルファンが、「ちゃんと顔隠してたよ~!!」(笑)と
教えてくれました。辛島さんとだと、養女というより
本当の親子っぽい雰囲気です。見た目が。
~バリケード
「スパイジャベール」でも、「やすめマリウス」でも
それぞれ当事者に反応。ジャベールがバルジャンに気づく
タイミングも合う演技になっていた。
ガブローシュの死を(盆が回ってきたとき)
悼む姿勢になっていたし、身体だんだん年取ってきましたね!
膝と腰を曲げています、バリケードでも。
~エピローグ
火を灯した蜀台を挟んで祈り、最期の時間を待つ造形は
どのバルジャンでも、ぐっと来る場面だけど、
今日、さとしバルジャンでも、「こうだから」という
何の理由もなく、ただ、その姿を認めるだけで
心を打つものがあり、決壊(/_;)
死の造形が明確で(たぶん、前回はしてなかったと思うけど)
正面から抱き合った形になっている、コゼットの両肩に
バルジャンの両腕が力なく、だらんとかかって
その腕の脱力で、今、呼吸が止まった、を表していた。
コゼットは、どうするのかな?と思ったら、
その両腕の間をするりと抜け、そして、バルジャンは
ファンティーヌに迎えられ天上の世界へ、となるけれど
ここは、山バルや別バルのように幽体離脱系ではなく
すっと立ち上がり「ここはどこ?」的な見回す演技はなし。

さとしバル、自分的に4回目の観劇だったけど
次回、5回目はどう変化しているのでしょう~!!

◆岡ジャベール

何が良いって、今日は、声がとてもクリアで良かったです~~!!
特に、♪泳がせておいて~のとこ。綺麗でした。
そして、スターズも、私の好きなスターズでした!!
声が澄んでよりクリアで、星空を睥睨する所作もたっぷりで
ボリュームがあって。

~対決
さとしバルに対しては、凄く強そうに見える。
これは、冒頭の「囚人」で対峙してるときもそうだけれど。
そして、何故か、警棒グリグリの回数多くないですか?
対さとしバル。
バルジャンが椅子の脚を壊して、構えたあたりでも
まだ、ジャベールの方が余裕に見えるけれど
逆に、バルジャンが椅子の脚を放棄し、
素手になったところで、形勢逆転がはっきり分かる。
あっという間にぶちのめされるけれど、
今日は、さとしバルのコートの裾に、追いすがってました。
何故か、さとしバルに対しては、
この「追いすがり」行為が激しく顕著な岡ジャベ。
♪(牢獄で)「ジャベール」!!のとこも揃ってました。

~バリケード
正体を見破られるところでは、
学生たちが、ジャベに銃を取らせまいと
あらゆる手段を講じるので(特に、岡ジャベには要注意入ってる?)
今日は、かがんで腕で取ろうとする、ではなく
ジャベールも脚で銃を押さえにかかってました。
(コレ、自分がアンジョの時の逆パターン?)
さとしバルには、相変わらず背後から一撃されてるけれど
首の前を回って両肩にかかっている縄を
今日はさとしバルも外しにかかることはせず、
ジャベール自身も取ることをせず。
下手に捌ける途中で、取り外し、右手にもって引きずりながら退場。

別の時点での「バリケード」は
やはり、必死でバルジャンのものではないか?
と遺体確認する、一種血走ったようなジャベール、
アンジョルラスの死に弔意を表すジャベール、が好き。
優一くんが、月刊ミュージカルで言及していたように、
照明をどう受け、表情の陰影まで演技プランに組み込んでいるか
の実例が垣間見れる場面でもあり。(裁判所も結構そうかな?)
ここの、表情は大好きだし、そのバルジャンへの執着っぷりから
何か、彼の胸の痛み(のようなもの)も感じられ、切なくなる。

~自殺~
そして、今日のドッキリ!!
捌けた右側の毛が、幸二郎さんの、というかジャベールの顔に
張り付いてしまったこと。ちょうど両目をタオルで目隠しされた
状態のように、目にそって張り付いてしまった。
あまり、幸二郎さんは舞台で汗をかいてるようにみえないのだけど
汗?化粧の油分についたの?
ずっと頭を振り続けるワケにはいかないから、
歌の合間合間に、うるさくならないタイミングで
何度か左右に顔を振るけど落ちない…
5回目くらいで、やっと、掃い落ちた。少し残ったのかな?

狂気のように、セーヌへ落ちていく場面なので
万一、目にかかってしまった毛が掃えなくても
無問題だよね~とも思いながら眺めていたけど、
本人は鬱陶しかったかな。
目を傷つけるようなことがなければ良いのですが。

と、そんなアクシデントも、芝居の本筋にはまったく損傷なく
今日の自殺も、歌もアプローチも、迫力と緻密さに満ちていて
格好良かったです!!

眠zzz―続く―

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コメント

同じ空間にいたんですね〜。それにB席ということはかなり近い!
J列下手におりました。
見る程に、欲張りになってしまっているのかもしれません。私。
「もっと、もっといいはず!!」そんなふうに思い
 隣に座ったふたりのこの舞台をみた途中経過、「イマイチ!ランクが、低い。」
そんな意見を耳にすると、悔しくも有り、それが真実と納得してしまったり、
いいたい奴にはいわせとけと、歌舞伎なら言えるのに..
 まだまだ大きな懐で見れない私です。ダメだ〜。


投稿 harumichin | 2007年7月27日 (金) 14時33分

>harumichinさん、こんばんは!

私は上手側におりました!

>見る程に、欲張りになってしまっているのかもしれません。
この気持ち分かります。
特に「神降臨」的な舞台を観てしまったあとだと。
私は、SP初日頃からすると、
アンサンブルも非常にUPしてきていると思ってます。

いすれにしても、これだけ通ってる、ということは、
“囚われる”舞台ですよね~

投稿 yaya | 2007年7月28日 (土) 01時50分

私もB席上手側におりました。yayaさん、かなり近かった?

先週末から来週木曜にかけて、まるでさとしバル×岡ジャベ強化週間ですよね。26日の舞台では、いろいろ新たに感じるところが多く満足だったんですが、そこで感じたことがもう一度感じられるか、強化週間中に再確認のつもりです。

投稿 MIT | 2007年7月28日 (土) 11時35分

>MITさん

カタギの勤め人が行けそうなソワレを考えると、
橋×岡が続く感じですね。
今日(28日)は仕事でしたので、
MITさんの強化週間報告楽しみにしてます。

投稿 yaya | 2007年7月29日 (日) 00時41分

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