血の婚礼 2
【原作】 フェデリコ・ガルシア・ロルカ
【台本・演出】 白井晃
【音楽・演奏】 渡辺香津美
【出演】 森山未來、ソニン、浅見れいな、岡田浩暉、新納慎也、
尾上紫、池谷のぶえ、陰山泰、根岸季衣、江波杏子
1はこちら(←内容はないよう~・笑)
何の予備知識もなく、
ただ、『血の婚礼』というタイトルに惹かれて取ったチケット。
ガルシア・ロルカの何たるかも、
終演後パンフレット購入して読むまで知りませんでした^_^;
(スペインや南米文学に興味を持てなかったのが、
スペイン語挫折の理由のひとつかも。あと、早すぎてヒアリング出来ません~。)
(↑バルセロナオリンピックの頃、いっちょスペイン語でも勉強して
商売したろか!!と思ったが・・・←と目論んだ日本の大手百貨店も速攻で撤収)
1のコメントにも書いたけれど、ア・ラ・カルトの白井さん演出であること
りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズの演出が秀逸な
栗田さんの舞台の意匠が、
「寺山修司の『血の婚礼血の起源』に通低するものがあるかも。」
との、友人の言質が記憶に残っていて(そう、友は正しく『血の起源』と
言っていたにも関わらず、私今日の今日まで@6月6日
『血の婚礼』とオモテました(ーー;)・・・さよなら。)
まずは、未知の、この「血の婚礼」という戯曲を観たい、というのが動機。
なので、キャストのこともあまり気にしておらず、
行ってびっくり、あ~そうだ、浩暉さん出てるんだった~とか
へ~ソニンちゃんね~(可愛い)とか、で、やっぱり
帰宅後、パンフレット読んでから、おお!!そうだった!!森山くんって
メタマクの元きよし(そこ?>自分)や~~~んっ!!とか。
↑いや、非常に良かったのです、あのコブシの聞いた「演歌歌手」の造形。
「メタル演歌~七光り三度笠」また聞きたいわ。
逸れた。
で、なんの、前提も予備知識もなく観た私が、
わりとすんなり戯曲世界に入って行けたのは、
結構な回数スペインを訪れた実体験があるからかな~?と
これは、観劇中から感じていた。
あの、スペインの田舎の乾いた感じ。
都市間を結ぶメインの国道でも(←併せてヨーロッパ道路番号を持つ道さえ)
(後に舗装された道はあれども)砂?土?の道で未舗装。
一見禿山(!)ふうの、灰色のコブのような丘陵が延々と続くだけの風景。
ただただ、ひたすらオリープの木が点在するばかり・・・
オリープの枝は緑(あるいはシルバーとも云える)の葉をつけてはいるけれど
青々と・・という印象は受けず、全体的なイメージはとにかく「乾いている」
夏の日中の長い時間、村の家々のシャッターは閉めきられ
人影は見えず、日常生活の息吹を感じ取る事が出来ない。
私たち日本人が、ほとんど「雨戸」という認識であるところのシャッターは
強すぎる陽射しを遮るために、下ろされているのだ。
移動の途中、立寄るドライブイン(のようなもの)には、
まさしく江波さんが演じたような、中年の夫人がいたりするので、
彼女の造詣は、非常にリアリティがあった。
簡素な日常。
なので、あまり多くを用いない舞台装置、「砂」の演出は、
実在のスペインの中部やアンダルシアの田舎の生活を想起させるのに
自分にとっては、十分だった。
照明や衣装など、全体的なトーンが茶褐色ベースだったのも
雰囲気だし(現実の人々が着用しているかどうかは別として)
冒頭は床面に敷かれていた赤い布が天井に吊り上げられ、
絨毯仕様(違うけど)だったものが
カーテン仕様(カーテンじゃありませんけど)に変容したのは
3階(下手A列)から眺めていて、なかなかインパクトがありました。
フラメンコについては、踊りはもとより
手拍子(パルマ)は、本当に難しいので、付け刃と言っては失礼ですが
やはり、この作品への出演が決まり、速習だったであろうから、
ちょっとね大変だったと思います。
まあ、踊る方も(フラメンコの)プロではないし、ご愛嬌、ということで良いか。
ホント、ほとんど公演情報知らないで行ったので、
森山くん主演と会場で気づいた瞬間、ん?フラメンコ?これってダンスの舞台?と
思ったのだけど、幕が開けてみるとストプレだった。
―続く―























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