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2007年1月18日 (木)

タイタニック初日観劇 2

Photo_52








3階からの観劇だったので、近い席で観る場合と
視覚的意匠や音楽の聴こえ方など違うところもあると思いますが、
でも、3階だったお陰で、幸二郎さんのみにフォーカスすることなく
(いや、一部双眼鏡釘付けでしたが!)
全体のバランスを観ることが出来良かった。
でも、たぶん、遠いゆえ見逃している部分もあると思う。

結構、舞台面がスカスカして見えてしまったのは、
上から見ていたせい?
「タイタニック」という言葉(イメージ)自体が
豪華・スペクタクルなものを想起させるから、
実際幕があけて目撃した舞台は、とても簡素に感じてしまいました。
装置や道具が。
予測していたダイナミックさ、はなく・・・
でも、帰宅し、プログラムを読んで目から鱗!
美術デザインの方のコメント「能舞台のようでもある」と。
ということは、簡素に感じたのは、
ある意味正しい受け止め方だったのでしょうか?

でも、微妙でしたね~、一等船客の正餐場面など。
ちょっと貧しいキャプテンズディナーでした。
リアルな道具立てでないのに豪奢を見せる、という点では、
りゅーとぴあのシェークスピアシリーズが非常に上手く出来てました!
(4月初旬に千駄ヶ谷の能楽堂でマクベス再演あるので、
お時間あったら観て下さいね~!)
何もなくても、そこが、豪華な晩餐の場で、多くの来賓があり
さんざめく感じ、贅沢な銀器や磁器が並べられているであろう様子が
とてもよく表されていた。

今回のタイタニックも、詰め込み過ぎ回避のため
ある部分削ぎ落とした舞台作りになったのかもしれない。
オケピエリアを船底の見立て、というのは、良いアイディアだけど
逆に、一等乗客!(高額チケット代を払っているSS席の方)
からは観難くなってしまっているのは残念ですね。

ミュージカルの内容をまったく知らなかったので、
何故、幸二郎さんが主要な船員や乗客でなくボイラー係!?
と思っていたけれど、聴かせるものが大きくて、
歌の力のある役者さんが抜擢される役だったのだ!と納得。
キャラクターはそれぞれ結構ハマってますよね。
(浩暉さんと綜馬さんは逆でもイケると思う~。
いや、現行も全然可!ですが。オタク系通信士、日替わりキャストどう?)
諏訪マリーさんなんて、
どっから見ても本物の西洋人のマダムにしか見えないし、
りかさんはじめとする、アイルランドの娘っこたちも魅力的。
博子ちゃんは、(元)アイドルの中では、
歌唱力はメチャクチャあるのに、曲が大変なのもあるけれど
こうしてミュージカルの舞台で聴くと声が細く感じられて
ブレスも「?」なところが。
でも、なかなか、美味しい役どころではあります。

実際観ている時より、時間の経った今の方が、
懐かしく会いたくなってきた。タイタニック号の人々。
次回はもっと、しっかり一人一人の人生を知りたいし
知らせて欲しいです!!

あ~あと、もうひとつだけ、正直すぎる(笑)感想。
『誰のせいだ』が、意外と弱くて、追い詰められた感じとか、
この船上で、最も強く、力となるはずの紳士たちが
動揺しているのを目撃する驚愕や、
事態の切迫感が伝えきれてなかったように思う。
ちょっと噛み合ってなかったね。

ということで、次回観劇の期待値は
初日以上に高いですよ~。

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