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2006年11月25日 (土)

RENT

2006年11月24日(金) 厚生年金会館 1階S席13列目

BWミュージカルの名作のひとつ、と言われている(らしい)ことと
タナボタで聴いた、
Without You の綺麗なメロディラインが記憶に残っていたので
ストーリも良く知らず、キャストは当然まったく未知のまま観劇決意。
(タナボタ企画、まんまとミュージカル振興に寄与してます・笑)
すでに、観劇済みの友人らから、「号泣」「当日抽選通い倒し」「CD即買い」等々
見事なハマりっぷりのメールを受信したりしていたので、着席した瞬間から
期待感が高まる、と同時に、ちょっと目前のセットに引いた・・・(~_~)のは、
あの丸い和風テイストの照明器具のせい。

80年代末くらい?から90年代に欧米で「FUTON SHOP」が
密かに流行ったりした時の、ミョーな違和感が(ワタシの中に)蘇ってきて、
どういう意図・意匠かは不明だけど(♪月を飛び越えて←歌詞ウロ覚え、の
時は、月の意匠にもなるかな?とは思ったけど)
ちょっと苦手なタイプの道具の構成だった。

芝居が始まっても、マークの説明的な科白で流れる展開と
人の配置、舞台面が、まさしくアマチュアの撮った映画のシーンのようで
そんなに良く出来ている、とは思わなかったのね。
皆が大絶賛の曲も、もちろん、凄くいい曲もたくさんあるのだけど
う~ん?そんなに?っていう曲も2~3曲・・・(あくまでも、私の胸は
打たなかった、ということで)
エイズだけが特別の病気のようにテーマになるのも食傷気味だし。

多くの不治の病、難病は世界にあり、苦しむ子供(大人も)がいるのに・・・

しかし、休憩が終わって、2幕冒頭、Seasons of Loveを聴いた瞬間
涙腺決壊。
なにも特別な演出はない。
ただキャストが横一列に並んで歌っているだけ。
でも、なんて魅力的に、なんて強く響くのだろう。

2幕以降の方が、芝居の流れ的にも、曲の入り方も好きかな?
っていうか掴まれました。
もちろん、1幕の中にも美しい旋律を持つ曲はいくつもあり、
あ~これは自分が好きなラインだな・・・というのも多かったのですが。

陳腐な言い方、言い尽くされた表現だろうけれど、
ジョナサン・ラーソンは、この曲たちをこの世に生み出すために
生まれてきた人なのだろう・・・と純粋に思う。
芸術の神様が遣わした人のひとり。

役者さんでは、私はマークを演じた人が一押し。
歌も安定していて、実力もある。
ロジャーの人は、はっとするほど素敵な部分もあるけれど
何箇所かバンドの音が薄いところで、ちょっと音程が不安定なところが?
あと、アンサンブルの人(男性)、ちょっと太め(他のキャストと比すると多少・・・
決して、デブということではありません!!)で、ブロンドの天然パーマ系の
巻き毛っぽくて、真ん中から髪分けてるヒト。
(もうちょっと痩せたらアンジョイケそうな雰囲気)
1幕中盤以降で、下手のセットの上で、歌いだしソロとってる曲がある。
2幕は後半、青いパイプの間で、やっぱりソロとる曲が・・・
この方の声は非常に好み。
そして、特に1幕では、私好みの歌い上げる系かつ、美しいメロディを
担っていて―幸二郎さんに歌ってほしい感じ―

ロジャーの曲は、カズさんがいいんじゃないか!?とか思ってました!!

ラストの映像も寸法がちょうど良かった

結果、非常に満足して、というか2幕ほとんど涙涙で
(今回はストーリーそのものより、とにかく曲が良くて)
BURN THISでいっぱいいっぱいに膨れ上がっていた心に
更に、メランコリックな気分が付加されたのでした。

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ちょっと今更ですが、この間の月曜日に『レミゼ』07年の製作発表会が行われましたね〜(ワタシの出したハガキは落選)。公式サイトの方にも動画なんかがアップされて(なかなか繋がらないけど)、思ったてたより良かった人あり、ずっこけた人あり(笑)で、まだ先の話だけど、ワタシの頭の中は俄にレミゼ色に染まっておりました。そんな中、17日に開幕二日目の『RENT』来日公演を見てきました! 泣きました! 以下ちょっ... [続きを読む]

受信: 2006年11月25日 (土) 10時22分

» RENT 雑感 [酒と芝居の日々]
頭の中を今だRENTの曲がぐるぐる~♪ヤバすぎです。何がこんなに夢中にさせているでしょう? RENTの感想等を検索していると、若い頃ならもっとハマれたかもという言葉によく行き当たる。私は全く逆。 若い頃の方があまのじゃくだったので、RENTを見ても、ふ~ん、HIVとか真正面..... [続きを読む]

受信: 2006年11月28日 (火) 01時31分

コメント

こんばんは。今日はもの凄い勢いでチケット確保した花梨です。
AIDSだけが取り上げられているは、未見の時に私も感じました。でも「tick,tick...BOOM!」を見て、主人公ジョンの、昔からの大親友がAIDS、「親友が死に掛けている!」の叫びで、完全払拭されました。
日本人の自分には判らないけど、自分の隣にいる人が、死に掛けているという状況が、きっと極々普通だったのかな、と。

投稿 花梨 | 2006年11月25日 (土) 03時14分

おはようございます。CD即買いのうり子です(笑)。
ストーリーとかに関しては、ワタシもツメの甘さを感じましたが、
なんといっても楽曲の良さですよねー。2幕冒頭はホント名場面です。

投稿 うり子 | 2006年11月25日 (土) 10時35分

初めまして~m(__)m
匿と申します。
REMUのカズコラムからやってきました~
4KのCDでカズさんがSOLを一人で歌っていますね・・・いい歌ですよね~
でも、これはやはり一人でなくて、横一列でみんな一緒で歌うのが素敵なのですよね・・・
ほんとに映画見たときにロジャーはカズさん以外いないじゃないか!と
勝手に思いましたよん・・・。再来年、当方ヨロシクな!
そいで、『グローバルに見ればもっとイロイロ病気も苦もアルデショウ』ですが医学的にも・時代的にも、この時はエイズがかな~り重圧であったことを(確固たる治療法がない死病)として認知されていたのでは・・・と思います。
今から当方RentのMyキャスティングに妄想しています・・・
突然の書込み失礼いたしましたm(__)m
では、又REMUコラムにて

投稿 匿 | 2006年11月25日 (土) 23時14分

>花梨さん

花梨さんのRENT通いっぷり。
先週までの自分を見るようです(!?)

AIDSというひとつの病気が、
ある種、思想みたいな部分にまで
行ってしまっていることが、私はちょっと違和感です。
(RENTについてだけに限らず・・・)
でも、そうでないと成立しないことも理解。

>うり子さん

再生する機器ないのにDVD買ってるコもいるし(爆)
ホント、みんなどうしちゃったんだ~!!

>匿さん

こちらでは初めまして\(^o^)
4KのCDは未聴(←ってコトバあり?)なんです。
カズさんすでに予行はバッチリ?


投稿 yaya | 2006年11月26日 (日) 01時35分

yayaさん
お久しぶり(?)です。FURIです。

>AIDSというひとつの病気が、ある種、思想みたいな部分にまで
>行ってしまっていることが、私はちょっと違和感です

多分これから私が書くようなことが一番胃に当たるのだと思いますが、あえて書かせて下さいね。まず不治の病って何でしょうね。今は癌でもあたかも治るかのように言われています。TVではどんどん聞いたこともないような難病が取り上げられます。でもこの世の中にある病気のほとんど物は付き合っていくしかない「慢性疾患」になってきています。HIVもその一つと言えます。特に欧米では「SEX=愛の証」と考える傾向があります。(宗教的な考え方も絡んでくるのでしょう)でもその愛(私は愛ではなく食欲みたいなものだと思いますが)によって伝染するのがHIVです。それは「SEXは愛」と信じていれば特別な感情も誘うのではないですか?ちなみにヘテロセクシャルの場合でも乱交しなくてもうつります。さらに母子感染もします。(新生児の感染の方が予後は深刻です)HIV患者はお産も産院に大抵断られます。(B型肝炎などはOKなのに)お産に関わって血液被爆でうつることもおおいにあります。いつ急に悪くなるかもわかりません。悪化の原因もはっきりはわかりませんし防げないこともあります。薬で完全に抑えることもできません。重症ハンセン氏病ほどではありませんが、容姿も変えることがあります。さらに「ゲイだからうつったんだよ」という周囲からの冷たい視線、不正確な知識、偏見は限りがありません。アフリカでは数年で10万人がHIVが原因と思われる死を迎えています。村に誰もいなくなるそうです。これほど身近で真剣に死と向き合う必要が生まれる病気はないと私は考えています。いわゆる難病はこれほど発症者多くないし、うつらないものがほとんどですよ。HIVも弱いウィルスなので、そうそううつりませんけどね。

先ほどほとんどの病気は「付き合わないといけない」と書きました。きっと私も何かと付き合っていくことになるでしょう。その時HIV、その罹患者はそれに何らかの支えをくれるのではないでしょうか。(こういう考えが鼻につくのだとは思いますが)

芝居的なことを言えば、孤独感を効果的に表すのにこんなにわかりやすい病気はないのではないかと思いますよ。訳のわからない変な病気を創作されるよりいいと思うのですが、どうでしょう。孤独を示すのに病気しか持ってこられないのは芸がない、という論理はこの際置いておきましょう。

長々いつもすみません。私はどこの製薬会社、宗教団体のまわし物でもありませんからね、念のため。

投稿 FURI | 2006年11月26日 (日) 09時18分

>FURIさん

毎日会ってるような気がするのだけど(笑)
こちらではお久しぶり(?)です。

芝居の主題になる・ならないとは別の次元で考えるとしても
AIDSへの感染原因が現在でも性行為によるものが主、
という点において、私は自業自得だろう!と思ってしまうのね。
無知や貧困からくるものは除外したとして、
主に「アーティスト」と呼ばれるヒトたちが感染し、
(やっぱり一般人より放埓・奔放なイメージはあるからね。
イメージでモノ言って申し訳けないが。)
それを告白することや、それによって死ぬことが
英雄視(?)されるのに、凄い違和感。

別に、性的嗜好というのは、ホント、個人の問題だから
どういうタイプの交渉を持とうと、不特定多数だろうと
それについては理解ある方だと自負しているつもりだけど
ある程度、知識も金もあるだろう彼らが
きちんとプロテクトせず臨んでいたことは自己責任だと思う。
別にAIDSに限らず、花柳病(!)関係においては。

何の落ち度もなく白血病で命を失った美奈子ちゃんの方が
100万倍可哀相と思うもん。

>特に欧米では「SEX=愛の証」と考える傾向があります
これは、欧米・アジア(含:日本)を問わず、
「建前上」はみんな持っている思想(理想)かと。
本音は「欲望の証」と思います・・・なんて言ってしまっては
実も蓋もないなら、「好奇心の証」くらいにしておきましょうか。

NYテロの年まで、年の半分、欧州・中近東に出てることが
多かったけど、戒律の厳しいとされる某教の地も含み
欲望のありかはみな同じと感じる。
自分の属するソサエティではあからさまにしないだけで。

バンコクの空港に欧州から到着するタイエアーやルフトハンザから
大量のヨーロッパ人男性(アングロサクソン、ゲルマン!)が
何のために降りてくるか一度目撃してみて。
日本人男性がコソコソ遊びに来る比じゃないですよ。
バカンスシーズンなんて飛行機一機分くらい日々
降りてくるワケですから。
そして、買春したことを恥じることなく、
帰国時も女性たちを空港に見送りに来させて旦那気取り。
おねーさんたちは、彼らが出国ゲートを通り抜けた瞬間
Arrivalに向かっているのに(爆)

宗教も処世術ですからね~。
教会に属してないと、うっかり死ぬことも出来ないし。

ということで、AIDSという病自体に偏見を持つつもりはないけど
それに、何かしら特別の意味を持たせてしまう構造が
どうもなぁ・・・な私なのでした。

投稿 yaya | 2006年11月26日 (日) 23時20分

日本人のほとんどはyayaさんのように考えていると思います。ただ、癌も自分の身体に良くない生活習慣ともともとの遺伝子の不備が積み重なって20年、30年で発症すると言われています。だから癌(白血病は血液の癌みたいなものです。癌というのは上皮細胞における悪性腫瘍のことを指すので、他の組織の悪性腫瘍は癌とは言わないんですね)も自業自得と言えるし、今流行のうつ病もなりやすい性格というのがあって、(俗にメランコリー親和型と言います)それに気付いていながら仕事のやり方、職業選択等に注意を怠った、性格を変える努力をしなかった、もしくは知ろうとしなかった(後ろ二つはよくおっしゃる方が実際います)と言う意味で自業自得です。

でもこれらの事象が百歩譲って自業自得としても、苦しみ、怯える人にその言葉が言えますか?

多分HIV感染者が英雄視されるのは彼らが有名人であること、珍しいこと(数は増加していても目に見えない。日本の分裂の人みたいなものです)も手伝うのだと思いますが、そのどうにもならない現状を(乱交をしたのではないか、奥さんが浮気していたのではないか、とか言う偏見も含めて)受け止めていくということが本当に辛く高いハードルだからだと思います。こんな生死をわける事でなくても、現状を受け入れる事ってとっても難しいことではないですか?年齢、容姿、自分の能力の限界とか「これは私の意図とは違う」と叫びたくなる時は私も沢山ありますし、会社員の友人はよく、「みんなそれぞれ自分がやった事なのに責任押し付けあうだけで結局下が怒鳴られて終わり。問題は全然解決しないんだよね~」と月に一回はこぼしています。仕事でこうなら、命に関わる病気だったら?日本で言えば、昔逸見さんが癌のカミングアウトをしたのと同じ心境なんじゃないでしょうか。それに病気は可哀相なものではありません。美奈子さんも同情はされたくなかったと思います。うちの大叔父は胃がんの末期(本人は不調に気付いていたようです)を無理やり兄弟に入院させられたのですが、「誰が入院なんかするか!わしの人生は自分できめるんじゃ、ベットなんていう横文字のものの上で寝られるか!誰の指図も受けん!」と点滴引っこ抜いて帰っちゃったそうです。(もちろん病院は右を左の大騒ぎ、点滴床にばらまいちゃったから床は水浸しだしシーツは血だらけ、患者はきえるわ、親族は呆然としてるわ、えらい騒ぎでございました)でも実は、調子が悪くなってからは誰にも会わないでずっと部屋で遺書とにらめっこで、同居していた方も声すらかけられなかったそうです。

春を買いに来た彼らを何も知らずに待っているパートナーは?彼女が彼と後で別れたとして、その次の彼氏は?そもそも春を売った女性は?女性の方が感染率は高いですよ。まじめな人ほど馬鹿を見る事も多いのです。だから寅さんじゃないけれど、「yayaちゃん、それをいっちゃあおしめえよ。」と思うんですよね。(ちゃん言っちゃった♪)でも、いつも本編とはずれたコメントでもコメントを返して頂ける事、本当にありがたく思っています。ちゃんと毛布に包まって生還してくださいね~!(某コラム参照)

投稿 FURI | 2006年11月27日 (月) 17時11分

>FURIさん

う~ん私は、先の私の思想(←“思想”なのか!!)を
他の病気にまで普遍する気はないです。
性交渉による感染症というのは、
リスクコントロールがある程度まで可能と考えるので
(なにぜ12才くらいから学校で習うわけだし)
それに対し無防備で無軌道だった事が発症原因
(ドラッグ使用も含め)と思われる多くのケースに対し
特別な意味を持たせることに、共鳴は出来ない。
(予防医学の発達した今、他の病気だってコントロール可能
という、物理的なこととは別の次元で言ってます。)

貞淑で罪のないパートナーにまでは普遍しないし
その他様々な不幸な要因に対しても。

また、美奈子ちゃんが残された命をよりよく生きたことと
私が、突然不治(不治でなくても)の病に侵されることは
可哀相なことだと考えるのは別のテーゼ。
朝、駅の階段を上っていて、
怪我のために松葉杖をついている人を見ても可哀相と思うし、
たとえ原因が放埓であっても、今、目の前で血を流して
倒れている人がいたら可哀相とは思うでしょう。

最期は瞼からも耳からも血を流し、白血病で3歳の命を失った
私の見知らぬ従兄弟。(伯父の書いた私家版の闘病記の中と
伯母の紡ぐ記憶の中で会った小さな男の子。
伯父は彼自身の分野で、いくつか著作を出している人なので、
私家出版だからとセンチメンタリズムに偏り過ぎた文章は書いていない。)
数年間の闘病の末、4歳の私を残し癌で死んだ生母に想いを
馳せるとき(自分自身が外科の婦長で、多くの癌の手術に
立ち会ったそうなので、命の限界を誰よりも早く悟ったでしょう。)
やっぱり可哀相…と思う。(私自身は、記憶がないので喪失感と
いう感情も芽生えず、ワリと客観的に一人の34歳の女性の死を
悼む感じ。)これが、自分の身内であってもそうでなくても、
「神様の御用をするために天に召された」という思想とは、
まったく異なる部分で、早逝する命を可哀相と思うのです。
FURIさんは病気は可哀相なものではない、と考える。
でも、私は、その激しい心身の痛みを含め、
可哀相と考えるのだ、ということでご理解を。

一応、往復書簡(?)終了ってことで、もし
まだ続編があるようならばメールにてお願いしますm(__)m

さて、今夜は防寒対策をとって、カズくんちに行こっと!
@借りた毛布洗濯中~
↑ロムの方は、更にReMuTVのカズさんのコラム参照のこと!!

投稿 yaya | 2006年11月27日 (月) 22時36分

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