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2006年4月28日 (金)

日生劇場レ・ミゼラブル観劇:4月22日AGAIN

22、23日と連続のマチソワ観劇、そして、楽に臨んだので
ちょっと記憶が曖昧というか混乱している部分もあるかもしれません。
(まだまだ、胸も痛いし…寂寥感で…)

4月22日(土) マチネ

ジャン・バルジャン:別所哲也
ジャベール:鈴木綜馬
エポニーヌ:坂本真綾
ファンテーヌ:シルビア・グラフ
コゼット:剱持たまき
マリウス:泉見洋平
テナルディエ:駒田一
テナルディエの妻:森公美子
アジョルラス:坂元健児

初見のときから「一日の終わりに」等のメロディラインは好みだな~
とは、感じていたし、アンサンブルの歌声もなかなかカッコイイな~
とは、思ってはいた。
あと、結婚式の冒頭の「♪佳き日にベルを鳴らそう~
天使たちの御国へ~」と賛美歌のような歌い出しとか。

けれど、やはり、どうしても「バルジャンの物語」として
観ていたし、アンサンブルは脇役、と言っては語弊があるが
そんなふうな程度の認識しかなく、
その一人一人の役割を真には理解していなかったし、
見てもいなかった。
それどころか、マリウスやコゼットのストーリーにさえ
あまり、関心がなかった。

なので、梅芸遠征の時点でも、
「別所さんと山口さんは観たから、今度は今井さんで観てみたい」
(今バルがいい~!!との声も身近にあったので)と、バルジャン主体。

しかし、その梅芸の第一次遠征で、岡ジャベールに心臓鷲掴みされ、
私にとってのレ・ミの物語は、
「バルジャンとジャベールの物語」に変容していったのでした。
リピート観劇を続ける周囲のレ・ミファンは、
だんだんと、アンサンブルも細かく観るようになり、
その組み合わせの妙を楽しんだりしているのに、私は
相変わらずというか、マイバルジャン&マイジャベールに
魂持ってかれた段階で、よりピンポイントな観劇になっていた。

アンサンブルの中では唯一(「背が高い美形」に弱い私的には)
角川くんはすぐ目についてはいたのだけど、
その役柄自体の意味にはあまり関心を持つこともなく・・・
岡田さんのマリウスで、はっとなにか、
マリウスの存在が(私にとって)明確になり
少し、観劇視野も広がっていったような気にはなっていましたが。

しかし、この22日のマチネで、心の底から
アンサンブルの歌声に揺さぶられるような
(↓二階から観ていたのですが)
前のめりになってしまうような、強い波動を受けた。
アンサンブルのこともよく観ている(聴いている)友人が、
「今日のマチネのアンサンブル凄かったね~」と言っていたので、
芝居も実際良い日だったのでしょう。

「一日の終わりに」で鳥肌が立つような
文字通り「ゾクゾクする」感覚を味わった。
そして、それはベガーズの時も。
その、貧民層の中に渦巻く荒み淀んだノアールな空気感と
アンサンブルの底力がシンクロしたエネルギーの放出で
メチャクチャカッコよかった!!
アハ(←って表現でいいのか!?)と低くリズムを刻む声が
また、カッコよくてねぇ。。。
脇どころか、彼らがいなければ成立しないお芝居だと実感。

楽に向けてのカウントダウン観劇だった感傷も
相まっていたかもしれないけれど、この舞台のすべてが
愛しい!!と、心から感じた回でした。

綜馬さんもノーブルな顔立ちの素敵なジャベール。
ちょっと前まで、岡ジャベールのことを、「クールビューティ」と
書いていた私ですが、よくよく見比べると(というか幸二郎さんの
演技の質も変わってきたのかもしれませんが)
綜馬ジャベールの方が、ずっとずっとクールなのですね。
スターズでも、自殺でも、個人的感情(?)
のようなものは殆ど見えない。
自殺でも、死ぬ直前まで、揺らいだ人のようには見えない。
岡ジャベールがガラス質の硬質さと脆さなら、
綜馬ジャベールは、鋼の強さ。

4月22日(土) ソワレ

ジャン・バルジャン:石井一孝
ジャベール:岡幸二郎
エポニーヌ:笹本玲奈
ファンテーヌ:マルシア
コゼット:河野由佳
マリウス:岡田浩暉
テナルディエ:コング桑田
テナルディエの妻:瀬戸内美八
アンジョルラス:東山義久

大好きな幸二郎さんの「朋友」とのことで、
そういう二人の関係性から、観たい!と
興味のあったカズバルジャン。当然岡ジャベールとのシフトで。
見た目若いし(でも、べっしーと2歳(と半年弱)しか違わない)
どんな造形かあまり想像つかなかったのだけれど
とても、感情が伝わってくる演技で
(しかも一見のイメージ←私が勝手に持っていたイメージですが)
とは異なり、過剰に「伝わってくる」のではなく、
切々と伝わってきて、好みのバルジャンでした。
(あ、でも、森で出会ったコゼットに近づく、は
ちょっと怪しかったです、噂どおり・・・)

コゼットとの「ららら~」が、とても美しかった。クリアで綺麗な声。

そして、ちゃんと年を取っています。身体が。
山口さんは、とにかく肉体的にはずっと若いでしょう?
(逆に、べっしーが年を取り過ぎ~!という声もあるようですが)
今井さんも、結構、ピン!!としているのですよね。
エピローグまでは。
カズジャン、ひとまわり小さくなります。年取って。
そして、足の運びが、ちゃんと老化(!)している。
袖から出てくるとき、袖に刷けるとき、
横向きの歩く姿を観ると、ホント、よく分かります。

ただ、透明感のある歌声(とキラキラよく光る大きな瞳が!)
やっぱり若いですね~。

そして、別バルスタンダードで観ていると
演技プランでとても異なると思った部分が
「彼帰」や「エピローグ」で、カズバルジャンは口角が上がること。
神様と対峙する時に、彼のバルジャンは、微笑を持って祈りと感謝を
捧げるのだな~と思った。

口角が上がるといえば、幸二郎さんは山口さんと組む時も
なにか楽しそうなのですが(ウキウキ感が芝居に出ちゃいますね)
レミ同期生かつ朋友なカズジャンとも、ほんっと楽しいのか
このソワレは、スターズの歌いだし、幸二郎さんも瞬間
口角上がってました、っていうか、え?今、笑った?と。

―続く―

続きです@29日

そう、この22日の夜は、久々に?カフェソングに登場する
学生たちのシルエットの平均身長が高めで揃っていて
これは、帝劇初見で観た時、「シルエットが綺麗だった。
背も皆高くて、ホンモノのヨーロッパ人に引けをとらないと思う。」
との、自分の発言を覚えています。
(え~このレミ初見、トンでも発言が結構残っていて←友の記憶に
そのうち、暴言集(笑)アップしようかと思ってます(~o~))

やっと砦での学生たちの想いが伝わるようになってきて
ふっと何か、アンサンブルのひとりひとりの想いも
琴線に触れるようになってきたところで、レミが終幕を迎えるのが
切なくて、物語そのものと、個人的な感傷とが混ざり合い
(でも、たぶん、出演者にも、レミとの別離や、やっぱり
それぞれの感傷があったのだと思う。その気持ちと照応した?)
常に目の淵に涙を留めながらの、観劇となったのでした。

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コメント

>―続く―
が、すべてに続いているような・・・

私、たぶん日生劇場に次の作品みても、まだどこかでレミゼを上演しているような気分でいるような気がします。
これが、次回レミゼ上演されたときに、ようやく「終わったんだな~」って。

しかし、レミゼにご出演のみなさんのこれからのステージチェックしてると
「歌舞伎は、どうするんだ~」と歌舞伎の神様からのお叱りの声が、なんとなく・・

投稿: harumichin | 2006年4月28日 (金) 06時51分

5月中日澤瀉遠征あるんですけどね。
かぶりつきのチケットが2枚と
宙乗りお出迎え席1枚でガッツリ武装?して
遠征なのですが、
たぶん、中日ビルを見上げたとたん
3月のレ・ミ遠征を反芻して
涙目になりそうな予感(/_;)

別岡+別岡+別綜+山岡な遠征でした。
(プラス、カズライブも♪)
べっしー楽に名古屋駅へ向かう彼を目撃したり
綜馬さんの素顔、よく分かっておらず、
通りがかりに会釈されて
思わず、スタッフさん(ーー;)?
と思ってしまった事や(事務所のとこだったので)
限りなく大きな物体(!)が、すーっと横を
通り過ぎたかと思ったら、山口さん!!だったり…
思いがけない場所で岡幸(笑)を見かけたり…

名古屋は街が小さいですからね~
楽しかったなぁぁぁ…

って、結局レ・ミ引きずってます。
仕事中も別バル×岡ジャベが対決してました。

投稿: yaya | 2006年4月29日 (土) 01時25分

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