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2006年4月14日 (金)

日生劇場レ・ミゼラブル観劇:4月13日

4月13日(木)ソワレ

ジャン・バルジャン:別所哲也
ジャベール:岡幸二郎
エポニーヌ :ANZA
ファンテーヌ:井料瑠美
コゼット:剱持たまき
マリウス:岡田浩暉
テナルディエ:佐藤正宏
テナルディエの妻:瀬戸内美八
アンジョルラス:坂元健児

中1週間、長かった~~。
毎日とは言わないから、せめて、中3日くらいで通えたら良いのですが(笑)

今日は日生で初めての二階席。
いろいろネットに出た感想などを読むと、音響的にどうかな?
という懸念があったのですが、これくらいなら、私は全然オッケーです。
それより、やっぱり、今回の日生公演、
ずっとオケと歌が微妙にズレるのが気になる。
レミフリークの友人から聞いていた話では、塩田さんの指揮は「早い」
とのことだったのですが、あれ?っと思うときは、だいたいオケの方が
遅れている・・・というか、歌の方が早い?

ミュージカルは、集中して観始めてまだ日が浅いので
どうあるのがベストな状態なのかよく分かりませんが、
スコア通りにちゃんと指揮者がタクト振る、
もともとの定まった尺の中で、演者と調和させていくのをよしとするのか、
あるいは、役者の生理で気持ちよく歌わせてあげられるように、
指揮者が、その日の様子・調子を見ながら
ある程度役者に合わせていくのか・・・

っていうか、今日二階から宴会乞食のとき、ふとオケピの中に
目が行って気づいたのですが、指揮者も(笑)金管楽器の奏者も
“踊ってる”んですね♪♪
MY初日は、ほぼ塩田さんの真後ろで観ていたので
腕だけじゃなく、口でも!指揮、というか指示しているのを目撃しましたが…

・・・・と睡眠4時間、労働の後の、怒涛の観劇で
魂ぬかれているので、観劇記の続きは後日―

―後日です(笑)@16日追記―

昨夜は仕事の帰りに、ソワレ観劇の友人らに会い、
舞台の様子を聞き出しました(半ば拉致)
こうして、自分の観劇日でなくても、今月は結構日生通ってます(笑)
(確か、3日別バル初日も似たような行為を働いたような…^^;)

私的ベストな組み合わせなので、もう
ほとんど、「フォーカス観劇」になります。演出効果観てません。
バルジャンの独白も、ジャベールの自殺も、「渦」とかよく分かりません(笑)
ひたすら、二人の心情と表情を追っています。
二人が対峙する場面で、双眼鏡を使うと、
どちらかが視野に入らなくなってしまう時だけ、瞬間双眼鏡を外します。

・・・というような見方をしていると、ホント、
バルジャンとジャベールの「恋物語」に近くなってしまう。
そして、彼らに恋する私がいる、と(←言っとり~)

バルジャンの仮釈放を伝えに来る、ジャベールの隙の無い所作が
法の遵守を神の仕業と同一視するほどの人間であることを示す。
この幸二郎さんの出端がとても好き。
まあ、すべての場面において、立ち振る舞い、道具の使い方の
美しい人ですが、やっぱり最初にインパクトを受ける場面だから
観る度に、はっとする感じ。あと、“ジャベールの介入”の出も。
あ~なんかもう、メチャクチャカッコイイと壊れ場(笑)です。
コートの扱い方とか…そこからスターズに至るまで。
(“コート萌え”はバルジャンもですが♪)

幸二郎さん、歌舞伎役者だったら、
やっぱり小道具や着物の扱い方の上手い役者になっただろうな~
と思ったりするのですが、この日、坂健アンジョルラスに対して、
ちょっと背を盗んでいたような・・・
同日観ていた友人は、それを岡田マリウスに感じていたようで
別所バルジャンもデカイし、いくら、芝居で人物像を大きく見せるといっても
物理的限度があり、カリスマ性は求めていないにしても
(東宝公式サイト、坂健談)、さすがに、バリケードで
あまりにもアンジョルラスが埋もれているのもナンなのでは…(~_~;)
単純に視覚的バランスという意味で。
幸二郎さんは無意識だったかもしれないけれど
ちゃんとアンジョルラスが引き立つように、身体を使っている、と感じた

そういう総合的な意味で(自分自身だけを綺麗に見せるということだけでなく)
彼の演技術というか心映えが、所作の美しさ=舞台映えに繋がるようで
ほとんどの瞬間、見惚れてます。そのぽーっと「見惚れてる」から、
ぐぐっと感情移入へシフトするのが
バリケードでバルジャンから解放されるあたりから。

縛られ身体の自由を奪われていても、
まだ、何ものも彼の精神を揺るがせたり、畏れさせたり、
損なわせるものはなかった。
縄を解かれ、身体の自由を得た瞬間、彼は何ものかに捕らわれる。
その揺らぎを岡ジャベールは、刹那に描く。
数歩前かがみで歩む姿より、胸を張り去っていく姿の方が
痛みを伴うように感じるのは何故?
私がその後姿を見て感じる痛みは、
冒頭の囚われの身のバルジャンを目撃する時の痛みに似ている。

短い戦いが終わった後、学生たちの屍を越えながら
バルジャンを探す姿は、もはや、職務を全うさせたいというより
安否を気遣っているように見える。
これは、帝劇で見始めた頃とはまったく違う個人的印象。
以前は、ここでも、ジャベールは、冷徹なハンターで
何故彼が、ここまでバルジャンに固執するのか、
まったく理解出来なかったのだけれど、
(そこまで一人の囚人に執念燃やすほど、仕事ヒマなのか?くらい
思ってました(~_~;)→どういう話よ?>自分)

最近は、自分の手で決着をつけたいということも凌駕し
本当に、バルジャンの安否を心配しているように感じてしまう、
マンホールの蓋の様子から、バルジャンが生きて逃げ延びたであろうと知って
「安堵」している?下水道、「恋人同士の再会」に見えてしまう、今日この頃の
my別バル×岡ジャベです。
ま、恋人に語弊があるなら(←ある・笑)「想い人同士の再会」ですか?

この後、混乱するジャベールが可哀相で仕方ないのだけれど
ジャベールは、自分が憐憫をかけられる側になるなんて、
絶対的に認めないでしょう。
「死ぬと決意した」ことを実行出来たことが、最後の誇りなのでしょうか。

美貌の幸二郎さんは、破綻が似合うなぁ~
いや、破綻“も”か・・・

別所バルジャンは、この日のエピローグ更に年を取っている!!
いや、いくらなんでも年取りすぎだろう~くらいに
(当社比@5日)最初は思ったのですが、加齢の表現というより
今まさに死に赴かんとる人間の肉体のありようだったのかもしれません。
直角(ちょっと誇大表現(~_~;))くらいに腰が曲がって
椅子に辿りつけないのでは?と思うほどの弱りっぷり。
でも、たぶん、十字架を今降ろしたばかりの・・・

この日は、私ハンカチを忘れてしまい、もう頬も鼻の下も
テカテカ(失礼!)だったのですが、
いつもは右目から一筋の涙が右頬を濡らし光らせる
昇天時のべっしーですが、彼も両頬と、鼻の下というかヒゲの上が
テカテカ(お揃い)・・・・

(ってこういう締め方?>自分)
次回まで、中8日と長いので、また、ちょこっと追記すると思います。


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コメント

塩田さんは踊る指揮者として有名ですよ♪

投稿: YUKI | 2006年4月16日 (日) 18時54分

15日に別所さんを観劇いたしましたが・・
「私感覚違うかも!」と早々に皆さん感動するなか
「私ますますマニャックか?」と思った次第です。
まあ、こんな奴がいてもいいでしょう・・って。

6回の鈴木ジャベールを見終わり
次回今さん、そしてラストが岡さんですが・・
どう感想をつづりますやら。
マニャック路線つっぱしるのかな?と思ってなりませんが。

投稿: harumichin | 2006年4月17日 (月) 01時47分

harumichinさん、こんばんは!!

入れ違いでharumichinさんの感想読みに行ってきました。
別バル萌えチームに来て頂きたかったけれど、
何に官能するかは生理的なものだから、
もう、こればっかりは仕方ないですよね~

それでも、自分の好きなものは、どのように好きか
言いたい、伝えたい!!ってところでしょうか。
こうして観劇記を書いているのは。

べっしー(笑)が、他バルジャンと異なるように、
綜馬さんと、幸二郎さんも
結構対極にあるかもしれません(予告・笑)

投稿: yaya | 2006年4月17日 (月) 02時01分

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